(ブログをさぼっているうちに、気が付いたら無事初期研修を終了し、4月から米の山病院で3年目の後期研修医としてスタートしています。が、ブログ内ではまだ去年の11~12月付近をさまよっています(笑))
~ナレーション~
「11月から小児科研修が始まった研修医G。」
「先月までは認知症の高齢者を中心に診療行為をしていた彼に、果たして子供はなついてくれるのか!?」
やあみんな、少年の心がなくならないとよく(嫁に)言われる、そう研修医Gだ。
つまりスタート地点で他の研修医よりも圧倒的に子供に近いポジションにいる、ひいては子供の心をわしづかみどころか一体となって診療行為ができる(かもしれない)という素晴らしいポテンシャルを秘めているんだ!
しかしこの程度で慢心しない俺はさらなるアイテムを使おうと思う。
そう!
ニ ュ ー ビ ー ト ル の チ ョ ロ Q(8年前コーラのおまけでついてきた)
だ!!!なんと全部で15個も用意しているぞ!
さらに7月には(DQMテリーをするため)ニンテンドー3DSも購入済みだ!
これで子供大人気先生待ったなし!!!
準備が終わったところであとは実践あるのみ!!病棟で待ってる子供たちよ、今いくぞ!!
~病棟~
上級医(美人)「○子ちゃん、アデノウイルス感染症の子ね」
研修医G「・・・」
完 全 に 失 敗
しまった・・・!子供は少年だけではなく少女もいるじゃないか!しかも上級医の先生が美人で結構ちょっとだけよろこんでいる俺がいる!
しかし少年となら、少年とならわかりあえるはず!まだ希望はあるぞ!
上級医(美人)「○○君、ノロウイルス感染症の子ね」
研修医G「(おっしゃさっそく共通の話題で親近感を・・)
・・・なにこれ?ガンダム?」
○○君「ダンボール戦記。知らないの?」
G「・・・
く、車すき??」
○○君「別にぜんぜーん~」
完 全 に 爆 死
圧倒的ジェネレーションギャップ・・・!ごめんね僕、おじちゃんガンダム(しかもスパロボ程度)しかわからないんだ・・・
~~そんな日から数週間後の研修医G~~
上級医(美人)「先生、この嘔吐下痢でうちに来た子みてみようか」
研修G「わかりました」
子供「うーん(きょろきょろ)」
研修医G「大丈夫~??(すっと左手をつかむ)今何歳?(チラ・・この血管なら点滴いけるわ)」
子供「5歳~、病院でこの前ね、注射されて痛かった~」
研修医G「あら、それは大変だったね~(チラ・・・右手も大丈夫そうだ)」
子供「注射はね、もうしたくないなぁ。ところでなんでさっきから手を見てるの?」
研修医G「それはね、
君 の 手 に 点 滴 を 入 れ る た め だ よ 」
子供「 ! ? 」
こうしてついに少年から(悪い)大人の仲間入りを果たした研修医G。小児科のある先生は「彼は点滴はうまくなったね・・」と遠い目でかたったという・・・
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