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2014年3月1日土曜日

研修医G白血球軍 VS 未知のウイルス軍



 
ここは深夜研修医G宅。ふとした気の緩みから暖房を稼働しっぱなしで就寝してしまった研修医Gに魔の手が忍び寄る!
 
ウイルス軍「へへ、暖房をつけっぱで寝るとはうかつな奴め!それみてみろ喉がカラカラで攻め込んでくれと言わんばかりじゃないか!いくぞお前ら!」
 
喉粘膜①「ん?なんだお前ら・・うぎゃーーー!!!」
 
喉粘膜②「ひえぇぇ、喉粘膜①がやられ・・・
 
 
 ! ? 
 
 
喉粘膜①の死体から・・・ウイルスが・・・!?」
 
ウイルス軍「ヒャッハー!てめえらに感染し細胞内で増殖・拡散を繰り返してやるぜぇ!」
 
喉粘膜②「俺らをエサに爆発的に増えるだと・・・このままでは全め・・ギャーー!!!」
 
 
~朝~
 
研修医G「ん~・・体がだるい気がするけどきっと疲れのせいだろう・・仕事にいくか・・」
 
~体内~
 
脳「緊急事態!緊急事態!未知のウイルス軍が体内に侵入した模様!白血球軍、出動!」
 
白血球「ひえぇぇ、み、未知のウイルス!?きっと今流行中のインフルエンザに違いない・・・イ、インフルエンザならこの前の予防接種で作った抗体があるからこれでなんとか・・・それっ!(ポイー」
 
キーン
 
ウイルス軍「ん?きかんなぁ・・?」
 
白血球「こ、抗体が効かない・・!?」
 
ウイルス軍「いつから俺たちがインフルエンザだと錯覚していた・・・?」
 
白血球「なん・・だと・・・?
 
 これじゃタミフル爆弾どころか最終兵器イナビルも無効じゃないか(絶望)
 
 もう勝ち目ないじゃん・・・」
 
脳「アホか!あきらめ早すぎるだろ!さっさと貪食して相打ちでいいから戦え!」
 
白血球「う・・うわぁぁぁ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ!!!」
 
ウイルス軍「雑兵がいくらこようが無駄だぜオラー!(グチャー」
 
~昼頃~
 
研修医G「うへぇ熱はないけどやっぱり体調悪いわ・・こ、これはインフルエンザ!?」
 
検査キット:陰性
 
研修医G「なんだ雑魚か。葛根湯服用でOK
 
~体内~
 
白血球「う、うへぇ・・もうだめだ・・・」
 
ウイルス軍「そろそろとどめだ、あっけなかったな」
 
葛根湯「やあ」
 
ウイルス軍「?なんだお前?」
 
葛根湯「無名のウイルスにこの体たらく・・。お薬の時間だね(ブスー」
 
白血球「え?あ、ああァァァア゛ア゛ア゛あ゛あ゛!!!」
 
ウイルス軍「!?」
 
白血球「フゥー。フシギ☆チカラ、ワイテクル(ムキムキー」
 
ウイルス軍「え?(ボコー
 
 ギャーーー!!」
 
ウイルス軍「あの薬注入されてから白血球が異常なレベルで強化されてるよ!ムキムキーとか白血球なのに何で筋肉質になってんの!?こんなの絶対おかしいよ!!!」
 
白血球「ニッコリ」
 
ウイルス軍「ヒェ・・に、逃げなきゃ・・ギャー!!」
 
脳「未知のウイルスということはつまりインフルエンザのように名前が付いているウイルスと比べて大事に至るほどのパワーがないということだ。抗生物質など初めからいらなかったんだよ」
 
葛根湯「ウイルス感染で発熱の指示すらしなかった無能のくせに何言ってんだコイツ」

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